2007年7月20日金曜日

シニアネット 『おいおい』     第593号

━━ senior citizen net ━━━━━━ 2007/07/15━━

   シニアネット 『おいおい』     第593号
 
━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

しんしんと肺碧きまで海のたび        篠原 鳳作 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 作者が、昭和6年(1931)鹿児島市から沖縄県立宮古中学の教諭として赴任した。鹿児島と宮古島を結ぶ巡航船の「海のたび」は大変だった。おんぼろな船に揺られていく。しかし、海や空は抜けるように碧い。その碧を呼吸すると「肺碧きまで」になる。1934年鹿児島県立第二中学に転任した。無季俳句の先駆的な1句であり、青春俳句の代表作である。長崎鼻の句碑は「旅」となっている。鹿児島市生まれ。(1905-1936)。
「海の日」は昭和16年に「海の記念日」として7月20日を制定した。平成8年より「海の日」になった。明日は「海の日」である。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム