2007年10月17日水曜日

シニアネット 『おいおい』 第612号 巻頭紹介

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007/09/09━━

     シニアネット 『おいおい』         第612号
 
━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 鰯雲出ていたる日の東京市       池内 たけし

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 東京市は1889年から1943年まで。「東京市」のときの句。この「東京市」がすばらしい。「鰯雲」は巻積雲で,鱗雲とも、鯖雲とも呼ばれる。秋空の高い所に鰯の群れのように見える。この雲が出ると鰯が大漁だと言われた。「東京市」のドン真ん中で、広い秋の空を讃美している。「東京都」とは違う「東京市」の広い空。「鰯雲出ていたる日」は、東京湾や太平洋につながる広さがある。
高浜虚子の甥。虚子は句風を「平淡にして滋味である」と評した。松山市生まれ。(1889-1974)

┏━━ VISTA ━━━━━━━━━━━━━━━
 私のXPパソコンが病院から戻ってきた。半月ぶりの帰宅である。この期間、Vistaを使用していた。すると少しずつ,Vistaに慣れてきている。Vistaを強制的に使かっていたから。XPに戻れないのだ。XPはオフラインで使うことにした。
 リハビリと同じではないかと感じた。リハビリは機能復帰のために、強制的に訓練をする。パソコンもリハビリと思って訓練すれば、新しい機能に慣れてくるのではないかと。古い機能が喪失したとしたときは、新機能をリハビリで獲得する。老いとは、喪失した機能をリハビリで戻すことではなかろうか。そのリハビリを訓練により行う。老への挑戦だ。パソコンと同じ範疇で考えるのは無理があるが。
 積極的な見方をすれば、Vistaへの挑戦は脳の活性化になる。挑戦こそ脳の活性化だ。新しい機能への挑戦である。Vistaに挑戦して効用があるようだ。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム