2007年5月6日日曜日

シニアネット『おいおい』 第567号 巻頭紹介

━ senior citizen net ━━━━ 2007/05/05━

     シニアネット 『おいおい』     第567号
 
━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━

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正客に山を据えたり武者飾         野中 亮介

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 長子のために武者人形を飾り付けている。「正客に山を据えたり」は愛児がおおらかに、素直に育って欲しいと願う父親の気持ちがにじみ出ている。
作者は郷里の福岡市に居住していている歯科医師。玄海灘の波音を聞きながら、背振の山々を仰いで育った。その山々を「正客に」見立てた。
「武者人形」は、『端午の節句に、男児のある家では、「子供に勇気をはげます志出だすためなるべし」と古書にあるとおり、勇壮な趣の八幡太郎、義経、弁慶、桃太郎、金太郎などの人形を飾る。』(『ホトトギス新歳時記』より)。(1958- )。

┏━━ Plan ━━━━━━━━━━━━━━
       ◎ MSとYahooの交渉段階は ◎
米マイクロソフトとヤフーが、急成長するグーグルに対抗策を立てていると4日、複数の報道機関が報じた。その段階は5紙で違う。提携交渉を進めている【日経と毎日】。合併交渉に入った【読売と朝日】。買収提案を行った【産経】

5日;日経記事)米マイクロソフトとヤフーが合併交渉・欧米メディア報道
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AS2M0402C%2004052007
『【シリコンバレー=村山恵一】インターネット事業で急成長するグーグルに共同で対抗する狙い。実現すれば米検索サービスでのシェアは約4割と一大勢力となり、グーグルの独走が続いてきたネット業界の勢力図は大きく塗り替わる。
交渉は初期の段階にあり決裂する可能性もある。合併ではなく、マイクロソフトがネット事業をヤフーと統合し、ヤフーに出資する方式なども検討されているという。マイクロソフトのネット事業とヤフーの売上高を単純合計すると年間で90億ドル(約1兆円)弱となり、約100億ドルのグーグルと肩を並べる。両社は約1年前にも合併などを交渉したが、経営陣の思惑の違いなどから合意に至らなかった。その後もグーグルの成長速度が衰えないことに危機感を強めており、再び交渉を始めたとみられる。

5日;毎日記事)マイクロソフト:ヤフーと提携交渉 グーグル対抗狙う
  http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070505k0000m020136000c.html
『【ワシントン木村旬】インターネット事業で急成長している米ネット検索最大手、グーグルに対抗する狙い。統合が実現すると、ネット業界の勢力図を塗り替える大型再編となる。 報道によると、交渉は初期の段階で、MSがネット事業を分離しヤフーに統合したうえで、ヤフーに出資する案も検討されている。MSは前向きだが、ヤフーの創業者ら経営陣はMSに悪感情を抱いており、交渉には障害が多いという。 両社は1年前にも統合の可能性を協議したが、思惑の違いから、不調に終わっていたという。その後もグーグルの勢いが続いているため、交渉を再開したとみられる。 MSはネット事業を新たな収益源と位置付けているが、グーグルが得意の検索連動型広告で先行し、苦戦を強いられている。ネット検索で米2位のヤフーも、収益力ではグーグルに大きく引き離されている。

5日;読売記事)MS・ヤフー合併交渉、グーグルに対抗狙う…米紙報道
  http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070504it14.htm
『【サンフランシスコ=小山守生】 合併交渉は、ネット検索市場で首位の米グーグルに対抗する狙いだ。マイクロソフトとヤフーは、ネット検索事業と検索内容に連動した広告が表示される「検索連動型広告」事業の強化を経営課題としている。マイクロソフトがネット事業(MSN)を切り離し、ヤフーと統合する案も出ているという。 ただ、交渉は初期の段階で、決裂する可能性もある。両社は1年前にも合併の可能性を探ったが、合意に至らなかったという。 マイクロソフトとヤフーの広報担当者はそれぞれ、読売新聞に対して「憶測やうわさにはコメントしない」と話した。

5日;朝日記事) 米マイクロソフトとヤフー、合併交渉入りか 米報道
  http://www.asahi.com/business/update/0505/TKY200705040183.html
『インターネット事業を強化し、急成長する米グーグルに対抗する狙いとみられる。実現すれば、ネット事業で最大級となる。ただ、交渉はまだ初期段階で、決裂する可能性もある。交渉では、マイクロソフトのネット事業を分離し、ヤフーに統合することも検討されているという。両社は1年前にも合併などを交渉したが合意できなかった。グーグルが急成長を維持していることから危機感を募らせ、再交渉に入ったと見られる。

5日;産経記事)マイクロソフト、ヤフーに買収提案
http://www.sankei.co.jp/keizai/it/070505/itt070505000.htm
『【ワシントン=渡辺浩生】強力なライバルのネット検索エンジン最大手、グーグルに対抗する狙いがあるとみられる。交渉は初期段階だが、両社の役員レベルで、合併または競争力強化に向けた提携を視野に協議を続けている。約1年前も合併を模索して不調に終わったが、交渉を再開したのは近年のグーグルの勢力拡大と、インターネット広告市場の急成長に対する両社の危機感があるという。
 マイクロソフト、ヤフーともにコメントは避けているが、ネット事業強化が課題のマイクロソフトにとって、世界で最も人気の高いウェブサイトの一つヤフーの買収は、新たな広告主の獲得が期待できる。一方、ヤフーにとっては、グーグル追撃に新たなオンライン広告システム導入が課題で、マイクロソフトの技術力を生かすメリットがある。
 ただ、ヤフーの創業者の一人ジェリー・ヤン氏らがマイクロソフトに強い反感を抱いていることなどが、交渉の障害と指摘されている。

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